更新日 11/11
こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。
今日のお花は・・・
ターコイズブルーのガーベラ。
只今試作品です。出来れば常時入荷可能状態にしたいと思います。
詳細は丸の内フローラまでお尋ねください。
丸の内フローラは新しいお花を取り揃え、楽しい花屋でありたいと思います!!
お話は変わって
最近ニュースでTPPについて取り上げられています。
カンタイヘーヨウどーたらこーたらで、調べたら
Trans-Pacific Partnership
環太平洋戦略的経済連携協定 というらしいです。
環太平洋戦略的経済連携協定(WIKI参照)
何が凄いかといえば、協定を結んだ国々での貿易に関する関税が無料になること。
発展途上国では日本車の新車は当然贅沢品になるわけで関税が高く
2000年当時世界一周をバイクでしていた時に スズキDR350をアメリカで諸費用合わせ約60万円で購入し
各国で見るのですが、コロンビアなどでDR350の新車が90万円で売られるなどとんでもなく高い実情を知りました。
諸国は贅沢品から税金を取り、国の運営をしていくのですが、今回のTPPについては物流が激変する可能性があります。
ちゅー事は、花屋に並ぶ花も変わる可能性が大きいわけです。
他にFTAと言う言葉も聞くのですが
TPPはFTAの一種。
FTA・貿易自由協定は締結した国々で関税の撤廃をするのですが
TPPはAPEC・味か太平洋経済協力会議に参加する9ヵ国での締結を目指しています。
APEC加盟国
オーストラリア、 ブルネイ、 カナダ、 インドネシア、 日本、大韓民国(韓国) マレーシア、 ニュージーランド、 フィリピン、 シンガポール、 タイ、 アメリカ合衆国 、 中華民国(台湾)、 中華人民共和国、 メキシコ、 パプアニューギニア 、 チリ 、 ペルー、 ロシア、 ベトナム
以上20カ国。
そのうちの加盟国9カ国を目指すのは
ブルネイ、ニュージーランド、チリ、シンガポール。(加入済み)
参加交渉中は、米国、オーストラリア、ヴェトナム、ペルー、マレーシアです。
TPPに加入するメリットもあればデメリットもあるわけで、
問題視される一番の心配事は第一次産業。特に農業です。
これは国策として守る必要があると思いますが、農家さん独自の産地表示など安全性に特化するなども
必要でしょうね。
お花業界はあまり国策で助けられることが少ないのでもっと大変かも・・・
TPP加盟予定国9カ国の中で先進国はニュージーランド・アメリカ・オーストラリア
アメリカが日本の加入を促しているのは農産物などの輸入増加を見込むわけで、先進国以外の国では
多少輸入は増えても日本が劇的に変わるほどの変化はなさそうですが
要するにアメリカとの貿易自由化が一気に進むことは日本の主産業である自動車産業には
生き残りの手段だと思います。
TPP加盟国の関税が撤廃され税収減は企業の収益による法人税で相殺されることになるでしょう。
貿易自由化の並みはこれからも更に進むのは間違いありません。
市場に並ぶお花も国産に対し、輸入の花の比率が格段に上がると見ています。
なるべくお値打ちに、クオリティの高いお花をお届けすることはお花屋さんとしての使命です。
TPPのマイナス面も多くありますが、日本経済全体から考えれば受け入れる方向に進む。
経済は流通することが基本ですから私的には現状賛成です。
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)
これから日本は、世界はどの方向に進むのか。
荒波に逆らうことなく時流にドンブラコ、ドンブラコと乗って行きたいと思います。
常に前向き!が丸の内フローラのモットーです。
名古屋の花屋・丸の内フローラ