世界一周の旅が僕に与えたものは

更新日　05/29

こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。

12年前に世界一周をバイクで旅行しました。

485日　57285km　26カ国を旅して得たものはなんだったのか。

簡単に言えば「現実逃避」であったとも思いますし、また小さい頃からの夢であった

「世界一周がしたい！」という強い願望が実現したともいえます。


その前の下準備に日本国内も端から端まで周りましたが

世界は広く、言葉や文化の違いには相当苦労しました。

それでも自分の夢を成し遂げたいという気持ちは収まらず、当時25歳で電気屋さんを独立し

2年間で資金を貯め、出発しました。


世界一周で変わったことは「価値観」や「キャパシティ拡大」

己の価値観と他人の価値観の違いを客観的に見られるようになりました。

いくら貧富の差が日本国内であるとはいえ、海外の貧富の差からすればかわいいもので

思わず絶句する環境も次第に慣れて許容範囲内に収まるようになりました。


強盗に遭遇したり、当時27年間生きてきた中でありえないことが毎日起こり

精神的にも旅行中は相当参ることが多々ありましたが、自分で決めた夢であることと

そのトラブルの連続の毎日の中で感動もあるわけです。

バイクをサイコロの駒のように毎日進め、地球儀に轍を刻む楽しさは

私の「価値観」では最高のものです。



大自然や都会、世界遺産など日本ではありえない規模・スケールの違いに

日々驚愕しながらまわるとそのうち感覚が麻痺します。

よく言えばちょっとしたことでも驚かない。



日本で1年半前に花屋さんを起業し、この不況の中毎日心配することも山ほどありますが

心配に心配が重なって考え方がネガティブになってしまうと多分お客様にも

花屋さんのネガティブオーラが出てしまうと思うんです。

と言うか、スタート時点の金ない、コネないのナイナイ尽くしからのスタートですから

怖いことが無く、まいにちが成長で楽しくて仕方ありません。


日本にいれば1週間連続で毎日強盗に出くわすことも無い、銃口を向けられることも無い、山賊もいない。

突然の停電・断水は途上国では当たり前の経験は、今の日本に感謝の気持ちでいっぱいです。

人生における一大イベントであった世界一周ツーリングは年をとっても脳裏に刻まれ忘れないでしょう。

出来ることなら60歳で最後の大陸・アフリカ大陸を走りたい。


飽くなき欲求の探究心はこれからも続きます！

今ではお客様にどうすればよりよいご提案が出来るのか、

お客様の多くはどんなフラワーギフトを何時必要とされているのか

お客様のお手伝いをさせていただける嬉しくなる花屋さんになれるように毎日頭をひねっています。

世界一周の旅の影響は大きい！

最後バイクは燃えて途中で終わってしまったものの、続きは元気でいれば

そのうち夢は叶います。いや叶えます。



打たれ強く、プラス思考にしてくれたのは両親や友人のお陰であり

更に加速させたのは冒険旅行だったと思います。

これからも日々の生活に感動と笑顔を自分自身で探すことは

結果としてお店の感動と笑顔にもつながるはず。


自分自身に思うのは凡人の才能だけに健康と元気を基に

人の二倍の努力をして楽しい人生をみんなで過ごして生きたいな！

笑顔とお花がある花屋・丸の内フローラ店主でした～！！



名古屋の花屋・丸の内フローラ