更新日 08/12
こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。
花屋業界に携わり12年、起業して3年。
ようやく見えてきた事と、見えなくなってしまったもの、そして未来に見えるものがあります。
私がこうして今日を過ごせるのもお客様・花市場・スタッフに支えられているからであり
どんなにあがいても私一人の力では「花屋」は継続し続けられません。
確かに大切な決断は必要であれど、支えてくださる力が全てです。
10年以上見てきたから、と言ってどうだ、俺はこんなに長いんだぞ、と
語るより、短くても花業界・マーケット・お客様の動向・花の流行を知った者が
僕としては重要参考人であり、結果をさておきの重鎮は私にはあまり関係ありません。
そのため自分もただ時間を重ねただけの者になってしまうと
他の人にとって厄介者になってしまいます。そのため経験年数に応じた実力と
年々体力が衰えつつも若者には無い絶対的なマーケット洞察力などが無ければ
花屋さんは体力も必要ですのでお払い箱扱いになってしまいそうです。
これはどの業界でも同じだと思うのですが年数に応じた実力や緊急時に冷静に対応できる
「やっぱり違うなぁ」
と思われる人にならないといかんと思うわけです。
でも人望は人柄であり経験年数とは異なることもありますので、なんといいますか
日記の中で何度も書いておりますが花屋さんの場合は技術力も去ることながら
コミュニケーション能力と笑顔が最重要と言っても過言ではありません。
お客様が何を求め、どのくらいのご予算で、いつご入用なのか。
お客様の求めているサービスがもしあまりに弊社サービスの枠を超えているときには
お客様の大切な時間の中で無駄な時間を割くことなくお断りを申し出る決断も必要です。
この12年で私の中で何が磨かれたのか。
それはお花の技術はさておいて、コミュニケーション能力とマーケティング解析力かな・・・
まだまだ道半ばではございますが間違いなく2001年の頃には無い力がつきました。
2007年頃、WEBの行き詰まりに悩んでいました
お客様とのコミュニケーションが増えればそれだけかみ合わないことも少なくありません。
どうしても記憶に残りがちですが、大きく見てみると
100件のうちの1件のミスマッチ→1%
1000件のうちの5件のミスマッチ→0.5%
結果として確率は年々減少しています。人間の感じる事と実際の数値は時に比例しないことがある。
また弊社のターゲットとするお客様がお求めしていただきやすくご提案をするため
ホームページでの価格設定や、記載する事項を全体的に見直し
言葉の語彙を細かく変更したりすることで実際のお客様層の変化が生じることは実証済みです。
どれだけ機械化が進んでも、購入されるのも、売る側も人であることは変わりありません。
これからのお花屋さんはマーケット分析力・コミュニケーション能力・WEB構築力が
支えることは間違いないと信じている。
名古屋の花屋・丸の内フローラ