更新日 07/08
こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。
えー、先日のことですがお客様からお電話がございまして。
「パソコンが起動しない」
とのこと。さっそく花屋の仕事の合間を縫って出張訪問です。
パソコンはHP社の HP Compaq Business Desktop dx2000 ST/CT
7年ほど前に私が納品させていただきましたPC。
Pentium4 2.8Ghzのメモリは確か1GBにした記憶が。
問題は何なのか・・・・
パソコンの電源を入れると・・・入る。
ウインドウズのロゴが出ると急にファンが高回転で回りだし、画面が消えました。
んー、メモリか。
しかしウインドウズの画面が出ているということはBIOSも一応正常起動、メモリも正常起動が一般的解釈です。
PCの蓋を開けてみることにしました。
すると・・・・
カラカラという音とぶらんぶらんのヒートシンク&ファンが。
私の過去の修理事例ではなかったヒートシンクが外れて放熱が出来なくなっています。
つまり
①電源を入れる
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②マザーボード起動
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③CPU起動
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④OS起動(CPUがどんどん熱くなる)
↓↓↓↓↓↓
⑤CPUの放熱板(ヒートシンク)が無い状態で異常温度に達する
↓↓↓↓↓↓
⑥パソコンの強制終了
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⑦再び①に戻る
の繰り返しです。
んー6,7年もパソコンを使っていると部品も劣化するんですね。
とりあえずまず大事なことはデータ救出作業。
ヒートシンクとファンを外し
CPUの状態を確認します。
コレだけではCPUの異常温度による破損はわかりません。
とりあえずそのままでもシリコングリスは良さそうなのでヒートシンク&ファンを元に戻し
手である程度押さえて電源を入れます。
すると・・・おおっ、動くではありませんか。
ここまで確認しその日は時間切れ。日を改めレンガとバイクのバッテリーを持参して
手の替わりにヒートシンクの上に程よく重石を載せてPCを起動させます。
その間に買ってきた1TBの外付けHDDにバックアップ!!!
そしてソケットの外側枠交換ではなく今回は新品のWINDOWS COREi5搭載の
パソコンを納品させていただきました。
やっぱり早いに越したことがありません。
WINDOWS7のセットアップ、ならびにアップデートを行い、ウイルスバスターのお引越しをさせて
フラッシュ諸々を入れて完了。
パソコンの故障は電気系や機械系だけでなく、プラスチックも劣化してトラブルの元なのですね・・・
名古屋の花屋・丸の内フローラ