スズキエブリー DA64V ブロアファンの分解修理をする

丸の内フローラ 2015年の日記


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更新日 2015/11/19

こんにちわ、名古屋の花屋・丸の内フローラです。


弊社創業当時から頑張っている営業配達車・スズキエブリー DA64V



創業から5年が経ち走行距離も106000kmとなりました。

10万キロを超えると所々不具合が出てくるもので

とりあえずカムチェーンのためタイミングベルトが切れる心配はありません。

今までバッテリーも1回交換し、今年の冬にもう一回交換かも。


で、今回の不具合箇所は社内のファンが止まってしまいました。

冷媒のエバポレータは動いておりますが9月から時々止まるためディーラーで

確認をしてもらったところ、空気を送るファン、ブロアモーターの故障でした。

今月にもすでに動かなくなり、叩けば動くといった感じ。

修理代は2万円ほど。高い。丸の内フローラには高すぎる。

ということで自分でモーターを修理してみることにしました。

※モーター修理は完全に自己責任です※
お勧めは致しませんし、壊れても火が出ても
一切関与しません。




「ブロアモーター 交換 修理」

等で検索し先輩方の記事を参考に進めてみました。



まずは電気ドリルなどに使う交換ブラシをホームセンターで購入。
ネタバレですが結果私は使いませんでした。

■ブロアファンの取り外し

コンソールボックスをはずすと出てくるのがブロアファンです。


下部についているブロアファンを取り外すにはプラスドライバーが必要です。


3本中一番奥のネジはこのドライバーでは長すぎるため

短めのプラスドライバーが必要でした。


3本のネジをはずすと下にブロアモーターが外れます。



↓こんな感じで外れます。ハーネスは取り外しましたが親指右側で固定されていますので
このままでは外れません。



一応仮にはずすことが出来ました。

ハーネスはマイナスドライバーを使いプラスチックを押しながら外せました。


ブロアモーター外し作業はこんな感じ。



店内に持ち帰り、ブロアファンの分解開始。

この写真は終わった後のものですが6角ナット8mm?だったかを外しますが

ネジは簡単に外れます。





ブロアモーターを外しました。
実はモーターの軸にしっかりとはまっているためドライバーでてこの原理で
ファンを少しまわしながら徐々に上げていきまして外しました。



次にブロアモーターの上部カバーを外します。


こんな感じで外れます。お店のスタッフが撮影しながらこのときにファンを洗ってくれています。

ようやくブロアモーター上部が見えてきました!

背面から押すのですが少ししか出ません。


カプラー部分が引っかかっているためニッパーなどの補助で同時にあげます。


ようやくブロアモーターが出ました。


ブロアモーターを開けるためマイナスドライバーでゆっくりこじると動きます。
360ど回転させてゆっくり開けます。



開封完了。

ベアリングの下にある部品がブラシです。

以前にリューターの修理を依頼されたり、モーターの分解は何度か

経験しているためなんとなく雰囲気は似ていますね。

ブラシ部分を外しました。


モーターの軸も相当削れています。それも波打っています・・・



私が分解を進める傍ら、本日は少し仕事に余裕があるためスタッフが洗浄をしてくれて助かります。
・モーターの外側
・モーターのコイル
・ブラシ
と分解完了です。



ブラシもよく見ると波打っております!




ブラシを取り外しサイズを測ると約7mm角
ブラシが消耗し買うときは7mm角以上の社外品を買って削る。



紙やすりでモーターの軸の段差を削ります。


↓取り外したモーターのブラシ。
新品の状態を知らないのでなんとも言えませんがスプリングを目いっぱい下げても
3mm程度しか下がらないため、ブラシの磨耗、消耗が今回のモーターの不具合というより
不具合の原因はモーターの軸、ブラシに出来た段差が原因と自己判断しました。

とはいえ素人の私の判断のため、後日再度故障となればもう新品交換します!


ブラシは鉛筆の芯のような硬さなので軽くこするだけで削れます。

波打っていた面を整えます。
先ほども書きましたがブラシはまだ十分残量があるため今回は交換せず設置面を整えることにしました。




モーターの軸磨きは・・・これが時間的に限界。
当初に比べればまだましになりましたが、本当はこれを綺麗に磨けば
O/Hは完璧だと思います。


↓さて、組み付けです。

ドライバーでこじった蓋はブロックの角に押し付けて整え
軽く押すとカチッと入ります。


とりあえず元通りになった!


後はどんどん組み付け





ゆっくりとした分解清掃は2時間かかりました。あたりは真っ暗。

テストでカプラをつなぎ回します。



テスト完了!回りました♪




後はネジを3箇所固定し元に戻して完了。

今回はブラシ交換ではなくモータの軸とブラシを磨くことで終了しました。

10万キロ走ったからといってブラシの磨耗、ではなく軸の凸凹による

接触不良だったと考えました。

この様子であれば20万キロまではブロアファンは持ちそうです

で、風量は増えたかといえばあまり変わっていません。

多分ブロアファンの先にあるエバポレーターが埃で相当詰まっているのでしょう。


これだけはなかなか素人では手が出せず、本当はエバポレーター清掃も出来れば

言うことがありませんが、今の私には無理です。

とりあえず2万円得したかも。

後日不具合が出ませんように・・・・





名古屋の花屋・丸の内フローラ

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