更新日 02/05
固定経費を見直す。
花屋さんの固定経費の多くは何かといえば人件費。
ですがここを削減するわけには行きません。
しかしながら人件費はほぼ変動することもなく、上昇傾向。
出来ることならばどんどこ上昇させたいのですが、当社の売上も上昇させなければなりません。
お花屋さんの多くがアルバイトを採用しておりますが、
弊社では社会保険・厚生年金を付けた正社員を採用しています。
花業界全体を眺めると圧倒的にアルバイトの比率が多い。
もっと業界全体が正社員化を目指せられるように努力をするべきだと思います。
そもそも、個人営業がおおい業態の為、経営者自身も厚生年金・社会保険未加入の
事業所も多いと思われます。
実際には「負担額」はとても大きく、運営は大変です。
でも、でも本来はこの金額を乗せた商品を販売するのが令和の時代に合った
花屋さんだと思います。
花束や胡蝶蘭をはじめとする商品価格には細かく言えば家賃も、給与も、社会保険料も
含まれているわけで、激安を謳い始めれば、仕入はあまり変わらずとも、自転車創業になりやすい。
確かに理想だけを並べてもいけません。現実を見ながらも
お花屋さんの経営者だけが良いのではなく、働いて下さるスタッフにも安心と満足を
得られるような環境つくりをしたいと思っています。
今の時代は昭和でも平成でもありません。
サービス残業もいけない時代です!!!
2010年に起業してから特に感じるのは「労働環境の変化」
・社会保険加入
・パワハラ厳禁
・サービス残業禁止
出社時刻でさえなるべくぎりぎりに、という時代です。
この時代に生き残れない「経営者」はマーケットから退場してください、と
いわれている気がします。この労働環境を遵守出来る事業者だけで
令和の日本経済を回します、と暗に言っております。
これからの時代は経営者にも厳しく生き残りは必至
24時間働けますか、と謳ったあの頃は当時高校生の私も50代。
時代をリードすることは出来なくても、せめて時代についていきたい。
名古屋の花屋・丸の内フローラ